プログラマがフリーランスとして働くメリットとデメリット

フリーランスはまさしく「ハイリスク・ハイリターン」

フリーランスと会社員、一番の違いは安定性です。仕事があってもなくても、安定して給料をもらえるのが会社員。仕事をとれれば会社員の倍額稼げるが、仕事をとれなければ収入はゼロになるのがフリーランスです。仕事をとれるかどうかで収入は天地の差。まさにハイリスクハイリターンな働き方です。

フリーランスのメリットは収入と時間！

一番のメリットは、収入です。仕事さえとれれば、フリーランスプログラマは会社員の給料の２倍は稼げるといわれています。経費や社会保険など、会社員時代には会社が負担してくれていたものもすべて自分で負担しなければなりませんが、案件ごとの請負金額は全て自分のものになります。また、仕事を自分で選ぶことも可能で、在宅型の受注であれば会社員時代のような勤務時間の拘束から開放されます。やることがあってもなくても朝の決まった時間に出社するという縛りから開放され、自分で時間を調整できるようになります。納期さえ確実に守れば、夜から早朝まで仕事をして昼寝をしても誰にも何もいわれません。まとまった休みも自由にとれます。これは大きなメリットです。

フリーランスのデメリットも、収入。そして孤独。

会社員であれば、仕事のあるなしに関わらず安定した収入が保障されます。仕事も営業担当がとってきてくれます。フリーランスとなればそうはいきません。自ら仕事をとらなければ、仕事はなく、仕事がなければ、もちろん収入もゼロです。プログラマとしての技術レベルはもちろんですが、この不安定さをいかに解決するかが、フリーランスの腕の見せ所ともいえるでしょう。
またフリーランスの場合、技術面で行き詰ったときや困ったときに頼れる上司や同僚がいないこと、また病気や怪我など万が一のピンチのときのサポートがいないこともデメリットです。日ごろからフリーランス同士の横のつながりを強化して、困ったときに助けあえる環境をつくっておくと良いでしょう。